結婚前に身元調査をしたらどこまで分かるの?調査のリスクと注意点を解説します。 - ファクト調査事務所ファクト調査事務所

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結婚前に身元調査をしたらどこまで分かるの?調査のリスクと注意点を解説します。

婚活関連

2024.04.13

結婚をする前に婚約者の身元調査をする方法として探偵に身辺調査を依頼することをお勧めします。身元調査は相手にバレるリスクがあるので慎重に調べる必要があります。以下 リスクと注意点を解説していきます。

1 結婚前に身元調査をするとどこまで分かるのか。

女性 疑いのまなざし
探偵業が行う結婚前の身元調査では、生活の実態、交友関係、家族や親戚関係、周囲からの評判といったが調査から
(1) 信頼性の確認
  相手の提供する情報の信頼性を確認することができます。結婚は一生涯に関わる重大な
  決定であり、相手の経歴や個人情報について正確な情報を知ること
(2) 経済的安定性の確認
  財産状況や借金の有無などを調査することで、将来の経済的な安定性を確認すること
(3) 健康状態の把握
  健康状態や過去の病歴についても調査することで、将来の健康面での問題を予防すること  
(4) 家族背景の理解
  相手の家族や親族との関係、家族の状況についても調査することで、将来の家族生活にお
  いて重要な情報を得ること
(5) 安全性の確保
  犯罪歴や暴力歴などを調査することで、将来の安全性を確保すること
が把握可能になります。 

(1) 生活の実態

探偵の結婚前調査では、対象者が「どういった生活をしているのか」「ギャンブル癖がないか」「日常的に借金をしていないか」など生活の実態を詳しく調べます。ギャンブル癖や借金の有無、日常的な生活状況などがバレる可能性があります。

(2) 交友関係

対象者の友人や知人との関係を調査します。
暴力団関係者や浮気相手との関わりがある場合にもバレてしまいます。

(3) 家族や親戚について

家族や親戚についても詳しく調べられます。
親族に問題がある場合や素行についてもバレる可能性があります。

2 探偵事務所でも調べられないこととは。

女性 ダメ
探偵や興信所に結婚前の身元調査をされても、調べられない内容があります。 以下のような調査内容は探偵でも対応できないことを頭に入れておきましょう。
(1) 差別につながる内容
(2) 口座残高の調査
(3) 住民票や戸籍の取得
等各種法令によって調査ができないことを理解しておくこともご理解ください。

(1) 差別につながる内容

探偵や興信所の調査では、対象者の差別につながる内容を調査することはできません。 相手が婚約者であるとは言っても、調べられることはないため安心してください。 例えば、特定地域の出身であることなどは、人権侵害につながることから調査が禁止されています。 また、在日外国人の問題なども探偵は調べることはできません。 ご自身が探偵に結婚前調査を依頼する際も、差別につながる内容は調べられないことを頭に入れておきましょう。

(2) 口座残高の調査

金融機関の口座残高は、探偵や興信所の身元調査であっても調べることはできません。 結婚前のパートナーに資産の状況を知られない点は安心できるでしょう。 銀行の口座に預けている資産は、本人以外は家族であっても知ることはできません。 仮に、「口座の残高を調べられる」と宣伝している探偵がいた場合は、違法な調査をされる可能性が高いため注意が必要です。

(3) 住民票や戸籍の取得

住民票や戸籍は、本人と配偶者、直系の親族(父母・祖父母)しか取得ができません。 そのため、探偵の結婚前調査によって住民票や戸籍を取得されることはありません。 また、結婚前であれば配偶者にも該当しないため、自分で取得することも不可能です。 口座残高のケースと同様に、「住民票や戸籍を取得できる」と宣伝している探偵は違法な業者である可能性が高いことに注意しましょう。

3 結婚前調査をされた際に起きやすいトラブル

(1)  信頼関係の損失
   婚約者が自分のことを調査していることがバレると、信頼関係が損なわれる可能性があり
  ます。探偵による調査が発覚すると、相手は裏で自分を調査していたことにショックを受
  けるでしょう。
(2)  婚約破棄
   最悪の場合、婚約が破棄されてしまう可能性があります。信頼関係が崩れ、結婚自体が無
   かったことにされるリスクがあります。
(3)  精神的なダメージ
   調査をされた側も、されていた側も精神的なダメージを受けることがあります。信じてい
  た相手に裏切られた気持ちや、疑ってしまった自分を責める気持ちが残ります。

【まとめ】

婚約者に疑わしい点や気になる内容がある場合、 探偵であれば、相手の生活の実態や交友関係、周囲からの評判などを調べることができます。 結婚してから婚約者の問題点が発覚すると、トラブルになってしまう可能性があります。探偵の結婚前調査では、生活の実態や交友関係、家族や親戚について調べられます。 一方で、差別につながる内容や口座の残高、住民票や戸籍の取得などは調査できませんが,
結婚相手について気になる点がある方は、弊社にご相談ください。



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